生命保険は非喫煙者なら健康体割引のある商品を！

定期保険は健康体割引でどんどん安くなる

収入保障保険と同様に、生命保険を選ぶ際、スタンダードなのが「定期保険」だ。
収入保障保険と同じく掛け捨てではあるが、その中身は非常にシンプル。
保険料を支払っている払込期間がそのまま保険期間となり、加入時に設定した保険金額が万が一の際には全額もらえる。
期間は10年間などの期間や、60歳など一定年齢で区切るものから選択できる。
また、商品を選ぶポイントは「保険料の安さ」の1点のみ。悩む必要は一切ないのだ。
定期保険は昨今、保険料の安いネット型の「Bridge」や「かぞくの保険」が台頭している。
しかし実は、違う商品で保険料がもっと安くできる技がある。
その技とは「健康体割引」という特約。
タバコを吸っていなかったり、血圧やBMIなどが保険会社の定める基準内に収まっていれば「死亡リスクは低い健康な体」と判断され、保険料がグンと安くなるのだ。
例えば、メットライフ生命の「スーパー割引定期保険」は4つに分類されたクラスの中で、1番上のクラスなら1番下のクラスに比べ、保険料はなんと最低52％も安くなる。こんなにお得な特約を利用しない手はない。
数値が基準内で収まっている健康、すなわち年齢が若いうちに、定期保険に加入するのも手だ。
また、喫煙者も、1年以上完全に禁煙していれば、ニコチン検査と呼ばれるタバコを吸っていないことを証明する検査に理論上は通るので安心だ。

喫煙者でも割引に

普通は喫煙していれば健康体割引を受けられないが、このスーパー割引定期保険なら、喫煙者であっても身長・体重そして、血圧で基準を満たしていれば「喫煙優良体」として割引を受けられる。

ネット生保が最安は勘違い

ライフネット生命、アクサダイレクト生命の専業生保２社の勢いが完全にストップ。2008年から右肩上がりだった新規契約は11～12年をピークに減少している。原因は「ネット生保＝最安」という情報が実はそうでもないと契約者が気付いたことが一因。20代はまだライフネット生命が最安水準にあるが、それ以外の世代で各社の見積もりを比較すると代理店＆ネット兼業の会社の方が安いというケースも。今や「ネットだから安いだろう」というのは消費者側の思い込みである。加入前は様々な商品との比較が不可欠だ。