【生命保険】終身保険の人気おすすめは利率重視か保障重視!?
終身保険は死亡時ではなく解約返戻金で比較
葬儀代を賄う「終身死亡保険」。
保険料を抑え、葬儀代に充てることを考えると、ベストはAIG富士生命の「E-終身」か。
解約返戻金を最初から70%に設定。当然、途中解約するとマイナスになるが、その分だけ保険料は安くなる。
加えて病気による障害時や、要介護状態になると払込が免除になる。死亡以外のリスクに備えられるのは心強い。
また、終身保険に掛け捨てではなく、積立機能を持ち、当初から決定している利率で、積立保険金が少しずつ増えていく。
解約返戻金は通常、契約後の一定期間は払込保険料を下回る。
なおバブル期前後の終身保険は利率が非常に優秀なのでそのままにすべきだろう。
現状では1.5%前後が高利率の目安とされているが、それを大きく上回る可能性があるのが「変動終身保険」だ。
ソニー生命の「バリアブルライフ」は予定利率3.5%と高水準。同社のサイトには「毎年7%で運用できた場合」といった試算もあり、リターンに大きな期待が持てる。しかし、あくまで利率は予定。運用がうまくいかなければマイナス利率になる可能性もあることを念頭に置いておきたい。
返戻率とリスクを見極めて商品を選ぼう
「保険料を抑えた終身保険が欲しい」そんなユーザーの声に呼応して様々なタイプの終身保険が出ている。
オーソドックスな定額終身保険は、あらかじめ決まった予定利率に従い着実に積立金が増加していく。保険料は高め。
一方で変額終身保険は投資信託のような機能を持つ保険。株や債券を自分で選択し、うまく運用できれば解約返戻金もアップ。低解約返戻金型は解約時の戻りが70%と少ない分だけ保険料が割安になる。
選ぶチェックポイントは2つ
最低保障(積立利率)
いわゆる定額終身保険は利率に注目。最初から利率が決まっており、解約時の返戻金も先読みできる。現状では銀行などの金利を鑑みると、1.5%以上が理想的だ。
→現状では1.5%以上が理想
解約返戻金
一生涯のうちには何があるかわからない。そこで急にまとまったお金が必要になった場合、保険を解約してお金を戻してもらう。このリターンに期待するのが変動型だ。
→低解約返戻金型は70%
基本的な終身保険の仕組み
保障は一生涯だが、積み立てる分保険料が高くなる。外貨建など、新タイプの商品も続々登場している。
バリアブル ライフ変額保険 終身型(ソニー生命)
リスクはあるがリターン重視の運用型!今後投資経験を積みたい人や大きくリターンが欲しい人向け 積み立てている保険金を債券、株などで運用していく。運用先はソニー指定の国内外の債券、株など。結果、死亡保険金や解約返戻金が増える。 もし運用に失敗しても死亡保険金は基本の保険金額が保障される。
月額保険料 | |
---|---|
30歳 | 5091円 |
40歳 | 8364円 |
50歳 | 1万8591円 |
運用ケースによっては100%を上回る。
利率は運用実績によって変化する。運用に成功すれば死亡保障も返戻金も上昇する。ただし最低保障がないので返戻金が大幅に下回る可能性もある。
E-終身(AIG生命)
安定利率で保障重視型!保険料免除特約がすごい!死亡時の保障を重視して掛け金を少なくしたい人向け。通常の終身保険と比較して低解約返戻金型となる。解約時には積み立てている保険金の約70%しか戻らない。その分、月々の保険料が安くなる。死亡時まで解約しなければ保険金額は全額支給される。
月額保険料 | |
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30歳 | 5091円 |
40歳 | 8364円 |
50歳 | 1万8591円 |
障害時にも免除される
三大疾病、障害時、要介護状態になると保険金の支払いが免除される。
また、免除後に解約しても通常通り払い込まれたものとして、70%の解約返戻金を受け取れる。
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