自動車保険選びに必要な基礎知識!
自動車保険選びのポイント
相次ぐ値上げに対抗!保険会社選択の権利をしっかり行使する
自動車を運転する以上に保険を欠かすことのできない存在だ。自賠責保険ではカバーしきれない範囲を補償してくれる。
しかし、値上げ・事故有り等級の導入が行われたが、消費税増税の影響で再度値上げとなりそう。
加入者自身にとってメリットの大きい保険を見極める必要が高まってきている。
見積を取得し、補償内容を見比べていくと会社間で大きな差がないケースも。
自動車保険の補償内容は対人賠償、対物賠償、搭乗者傷害保険、人身傷害保険、自損事故保険、無保険車傷害保険、車両保険の7つが基本。
後は保険金額が変わったり、いずれかの保険種目はなかったりする程度となる。
どこかの会社がオリジナルの保険を売り出している訳ではないのだ。
ではどこで比較すれば良いのだろうか?
まず保険料を安くしたい場合、選択肢として通販型の自動車保険が筆頭にあげられる。
代理店型はそもそも代理店手数料が保険料に加算されれいるため、どうしても保険料が割高になってしまうのだ。
もしメガ損保に代表される代理店型に加入しているなら、通販型の2~3社で見積もりを取るだけでその安さを実感できるはずだ。
通販型には実は「安い」「高い」の違いがある。
一見するとわかりにくいのだが、補償内容やロードサービスの内容が値段相応と言うことも少なくない。
見積もり結果だけで満足してしまわずに本当に欲しい補償が足りているのかよく確認しておこう。
さらに走行距離や年齢などの諸条件を設定することで、よりドライバーを絞り込み、条件に合う人を安くするケースもある。
保険を詳しく把握できる人向けだがお得になる可能性は高い。
「いくら安くなっても通販型ってなんか不安」と思われる方もいるだろう。
顔が見えない、現場に来るのか、保険金はきちんと支払われるのか不安な要素は多々ある。
その最たるものとして「示談交渉はやはり小さな会社より大きな会社の方が有利では?」と言う考えがある。
しかしこれは実は間違い。ほぼすべての事故は過去の判例に従い、割合が決まっている。それなら通販でも問題なしだ。
必須の任意保険はコストアップ傾向
保険料の値上げ
約3兆6,000億円の市場ながら、みるみる苦境に立たされている自動車保険業界。運転者の高齢化、高齢者の事故多発、若年層の車離れなど良いニュースがない。値上げは保険を維持するための苦肉の策。
事故有り等級の導入
「事故を起こして保険を使った人にはもっと保険料を負担してもらおう」と各社とも導入。1度保険を使えば、更新後3年間は割高な係数で計算される。4年目にして元の係数に戻るシステム。
– | 7等級 | 10等級 | 15等級 | 20等級 |
---|---|---|---|---|
事故有り | 20% | 23% | 33% | 44% |
無事故 | 30% | 45% | 51% | 63% |
財布は痛いが無くてはならない保険
自賠責保険は死亡時3,000万円、後遺障害時4,000万円(いずれも最高)。これでは全く補償が足りない。対物でも時に数千万になることもあるため何としても任意保険は必須
損しない自動車保険3つのポイント
保険料が安い通販型をねらえ
通販は代理店がないので手数料がない。同じ条件なら、通販型が安くなる理由の1つ。しかし自分で保険内容を熟知する必要がある。
自分に合うロードサービスを選ぶ
ペットの有無、遠出ドライブの頻度、使用目的など自分のライフスタイルで選ぶロードサービスは変わる。各社とも大きく違うので注意。
コストだけでなく補償内容に注目
自動車保険を選ぶにあたり、まずは安い保険からあたってみよう。さらに最近ではロードサービスなどが充実してきているので、車の利用スタイルに合わせた保険選択も重要。もちろん、余剰な補償のカットなど必須テクニックを押さえておこう。
保険料を減らす技を駆使する
自動車保険料は、必要な補償を見極めるほか、商品をきちんと理解すれば想像以上に削ることができる。
・1日限定の格安保険活用
・免責額を高く設定
・余剰な補償は削る
・長期契約を活用
・等級を親族に引き継ぐ
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